「道の駅」を世界ブランドへ
新「防災道の駅」が全国の安心拠点に
あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに
「道の駅」は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして、道の駅をきっかけに町と町とが手を結び 活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設として、平成5年に誕生しました。制度から四半世紀が経過し、今では全国1,180駅に拡大しています。拡大と共に道の駅への期待が年々高まっていることから昨年11月に、国土交通省は、「地方創生・観光を加速する拠点」&「ネットワーク化で活力ある地域デザインにも貢献」を新たなコンセプトに、新たなステージ (第3ステージ)に向けた提言を発表しました(表1) 。具体的な提言が、道の駅が2025年に目指す「3つの姿」です(表2)。
年 | ステージ | コンセプト | |
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1993年〜 | 1 | 通過する道路利用者のサービス提供の場 | |
2013年〜 | 2 | 道の駅自体が目的地 | |
2020年〜 | 3 | 地方創生・観光を加速する拠点 |
到達する3つの姿 |
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Goal1:「道の駅」を世界のブランドへ |
Goal2:新「防災道の駅」が全国の安心拠点に |
Goal3:あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに |
一つ目の姿として、道の駅が新たなインバウンド観光拠点となることが挙げられています。具体的な取組目標として「外国人案内所認定の取得」、「キャッシュレス導入」が掲げられ 、面的な目標として、「海外や観光関係団体との連携」が掲げられています。これら3つの目標達成に向け取り組み中です。
目標 | 完了日/進捗状況 | Buriの行動 |
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外国人案内所認定の取得 | 50% | 日本政府観光局(JNTO) |
キャッシュレス導入 | ✓2021年02月07日 | レストラン、直売所に導入 |
海外へのプロモーション促進や観光関係団体との連携 | ✓2021年05月01日 | HP多言語対応・展示会や商談会への参加 |
二つ目の姿として,道の駅が防災拠点化することが挙げられています。具体的な取組目標として掲げられているのが、「BCPの策定」、「ソフト・ハード面の強化」、「防災道の駅の認定取得」です。これら3つの目標達成に向け取り組み中です。なお「防災道の駅」については、国土交通省も未だ制度導入検討段階です。
目標 | 完了日/進捗状況 | Buriの行動 |
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BCPの策定 | ✓2022年04月17日 | BCPの策定 |
ソフト面 | ✓2021年01月31日 | 常時からの避難所などの啓蒙 |
ハード面(非常時の連絡手段) | ✓2021年02月05日 | 常時の連絡手段として公衆電話 |
ハード面(防災備蓄倉庫) | ✓2021年02月05日 | 市と協力し確保 |
ハード面(救助用資機材等) | 70% | 投光機、発電機、炊き出し用バーナー、電気メガホン、テント、簡易便所、ポータブルトイレ、担架、組み立て式リヤカー、大工道具セット、救出用資器材セット、間仕切りパネル |
ハード面(医療防疫用資機材) | 70% | 災害医療資機材7点セット、救急用医療セット |
ハード面(備蓄:食糧) | ✓2021年03月26日 | グリコ災害食導入 |
ハード面(備蓄:飲料) | ✓2019年05月10日 | 災害時支援型自動販売機導入 |
ハード面(生活必需品) | 60% | 毛布、カーペット、バケツ、タオル、石鹸、ポリタンク、調理器具、食器、ゴミ収集袋、オムツ、哺乳瓶、多機能ラジオ、乾電池、生理用品、肌着、ブルーシート |
ハード面(燃料等) | ✓2021年02月05日 | ガソリン、オイル、灯油 |
防災道の駅の認定取得 |
三つ目の姿として,道の駅があらゆる世代が活躍する 地域センターとなることが挙げられています。具体的な取組目標として「子育て支援としてベビーコーナーの設置」が掲げられ 、面的な目標として「地域活性化プロジェクト(ECやアンテナショップ)」、「大学等との連携企画の実施」が掲げられています。これら3つの目標達成に向け取り組み中です。
目標 | 完了日/進捗状況 | Buriの行動 |
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ベビーコーナーの設置 | ✓2021年03月19日 | 24時間利用可能なベビーコナーの設置 |
地域活性化プロジェクト(EC) | ✓2020年04月24日 | ホームページ並びにFacebookにEC開設 |
地域活性化プロジェクト(アンテナショップ) | ✓2019年11月15日 | 表参道にて大分県佐伯市「美人ブリ・ワークショップ」を開催 |
地域活性化プロジェクト(BuriLabo独自) | ✓2019年07月11日 | 台湾への緋扇貝の輸出 |
大学等との連携企画の実施 | 大学コンテストの実施 | |
大学等との連携企画の実施(BuriLabo独自) | ✓2021年05月01日 | これまで都内大学生5人を受け入れ |
大学等との連携企画の実施(BuriLabo独自) | ✓2020年10月02日 | これまで小・中・高・大学で講義を実施 |